神職になるための資格
富岡八幡宮から狩野英孝さんまで関連してくるとは・・・
教員免許・行政書士・宅建の資格を持っている
言われても、なんとも思わない
神職の資格をもってると言われたら
『お”っ~~』となる!
どういう経緯でこんな話しになったのかは
分からないけど神職の資格なんて考えた
こともありません(-_-;)
雑学程度でちょっと調べてみました(‘◇’)ゞ
●極端な考え方では、
自分で神社を建てて装束を着て神職を名乗れば、
誰でも神職になることが出来る。
※このケースはほとんどない(-_-;)
●全国各地にある神社の大半は神社本庁に所属しています。
およそ8万社の総本山ともいえる神社本庁は
独自の規定により神職資格を定めています。
最近話題になっている富岡八幡宮は、神社本庁を離脱しています。
●神社本庁傘下の神社に奉職するためにはこの資格が必要
これを「階位」といい上から
浄階(じょうかい)、
明階(めいかい)、
正階(せいかい)、
権正階(ごんせいかい)、
直階(ちょっかい) という5つに区分されています。
●階位取得の方法
階位を取得する方法は、主に以下の通りです。
●神職資格課程を有する大学を卒業する
國學院大學と皇學館大学の2ヶ所に階位取得を目指すことが
できる専門学科があります。
4年間で所定の単位を取得すると正階、
さらに実習を受けることで明階が得られます。
通常の入試を突破すれば誰でも入学が可能です。
●神社運営の神職養成所を修了する
日本全国に6ヶ所ある神職養成所の課程を修了した
上で階位検定試験に合格すると階位が得られます。
ただし、入所には神社本庁からの推薦状が必要です。
推薦状は現職の宮司を通して発行されるため、
社家以外の人には難しい方法かもしれません。
●神職養成通信教育を修了する
大阪國學院が実施している通信教育を修了し、
試験に合格すると階位取得となります。
ただし、この課程は跡取りの問題などで緊急に
神職に就かなければならない場合などにしか
受講が認められません。
●階位検定講習会を受講、試験に合格する
國學院大學、皇學館大学の2大学や各神社庁において
毎年、正階、権正階、直階という3つの階位についての
検定講習会が実施されています。
これを受講し、検定に合格すると階位が取得できます。
これも神社本庁からの推薦状が必要であるため、
社家以外で受講を考えている人は奉職先を先に見つけておき、
そこの宮司から神社本庁に申請してもらうことになります。
●神社の責任者として運営を取り仕切る神職のことを宮司と呼びます。
神社には必ず宮司が置かれなければなりません。
時々見かける無人の神社にも常駐していないだけであって
必ず宮司は存在します。
このような神社の宮司は他社の神職が兼務している場合がほとんどです。
宮司は前述の階位とはまた違う役職順位を表す職階の最高区分です。
職階は宮司の次に
禰宜(ねぎ)
権禰宜(ごんねぎ)と続いていきます。
一定の階位を所持していなければ職階を得ることはできません。
●宮司と言えば狩野英孝
狩野の実家は宮城県栗原市の約1500年の
歴史を持つとされる桜田山神社で、
第38代宮司の父が12年に死去。
14年夏、神主の資格を取得。
第39代宮司になったとされる。
狩野英孝さんが卒業された「別科神道専修1類」「別科神道専修2類」では
別科神道専修1類 で「権正階(権正階検定合格)」
別科神道専修2類 で「正階(正階検定合格)」と取得してる
らしいです(-_-;)
神社は私たちの生活にとても近い存在なんですが
知らないことばかりで驚きました(-_-;)
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