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『キングダム』『三国志』『水滸伝』を時系列で読み解く中国史の流れ

雑学
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中国の歴史を舞台にした三大物語、『キングダム』『三国志』『水滸伝』は、それぞれ異なる時代背景を描きながらも、共通して英雄たちの戦いと人間ドラマを織り成しています。これらの作品を時系列で読み解くことで、歴史の流れと共に浮かび上がる壮大な世界観と、時代を超えて語り継がれる物語の魅力がより深く理解できるでしょう。

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『キングダム』『三国志』『水滸伝』それぞれの時系列

キングダム

紀元前770年~紀元前221年
国:韓(かん)、魏(ぎ)、趙(ちょう)、斉(さい)、燕(えん)、楚(そ)、秦(しん)
主な主人公:
天才軍師:趙 李牧(りぼく)
秦 昌平君(しょうへいくん)

孫氏の兵法

三国志の中で『孫氏の兵法をよんでいるのか?』というセリフがあり驚いた。
どの時代がまったく意識していなかったのですが三国志の時代に
存在していたという事実、中国は偉大ですね。
孫氏のの兵法は武経七書の一つ
『孫子』 紀元前500年頃
『呉子』 紀元前381年頃
『尉繚子』紀元前390年~紀元前338年頃
『六韜』 紀元前1000年頃
『三略』 紀元前251年~紀元前186年頃
『司馬法』 紀元前1078年‐紀元前85年頃
『李衛公問対』 紀元前571~紀元前649年頃
7つも兵法書があったことも驚き(;^_^A

キングダムの時代にもう兵法書があるなんで、すごいとしか言いようがありません。
だだ、横山光輝「三国志」を読んでみると、
キングダムの設定しかり、あれあれあれ・・・
と思うところがあるので、みなさんも読んで見ることをお勧めします。

三国志

中国の後漢末期から三国時代にかけて群雄割拠していた時代
(西暦180年頃 – 西暦280年頃)の約100年に亘る興亡
国:魏(ぎ)、蜀(しょく)、呉(ご)、の3国が分立してあらそった時代
主な主人公:劉備元徳・張飛・関羽・諸葛孔明
横山光輝「三国志」

向井理主演の実写版『パリピ孔明』を見て三国志をじっくりと読みたくなりました。

王羲之(おうぎし)

中国東晋の政治家・書家
西暦303年 – 西暦361年
王羲之による行書の有名な書作品、蘭亭序 書道を学んでいるかたは誰でも知っていると思います。


綺麗な書の上にポンポンを判子が押されていますが、
これは持ち主が自分の持ち物を判子を押しているとのこと。
三国志を読んでいると、何かあれば財産を没収するシーンが見られますが、
こうやって持ち主がコロコロ変わっていったのかなと想像してしまいます。

水滸伝

西暦1100年頃から、約20年前後の時代を舞台にしています。
主な主人公:宋江(そうこう)林冲(りんちゅう)魯智深(ろちしん)
武松(ぶしょう)楊志(ようし)王進(おうしん)史進(ししん)
北方謙三「大水滸伝」シリーズ『水滸伝』 全19巻
北方謙三「大水滸伝」シリーズ『楊令伝』 全15巻
北方謙三「大水滸伝」シリーズ『岳飛伝』 全17巻

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まとめ

『キングダム』『三国志』『水滸伝』は、それぞれ異なる時代を舞台にしながらも、共通して歴史の激動期に生きた英雄たちの姿を描いています。これらの物語を時系列で読み解くことで、単に物語の世界に浸るだけでなく、中国の歴史そのものが持つ深みや壮大さを感じることができるでしょう。戦略や知略、忠誠や裏切りといった普遍的なテーマが描かれているため、現代の私たちにとっても多くの示唆を与えてくれます。

それぞれの物語を通じて、中国の文化や歴史に触れることで、新たな視点で歴史を見つめ直す機会を得ることができるかもしれません。この壮大な歴史の流れを追体験し、時代を超えて語り継がれる物語の魅力を、これからも多くの人々が楽しんでいくことでしょう。

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