医療から受ける放射線被ばく量
・歯科撮影 約0.01ミリシーベルト
・胸のX線診察 約0.1ミリシーベルト
・CT検査 約10ミリシーベルト
一般公衆の年間線量限度がが1ミリシーベルトというのニュース等でよく聞くのですが、私たちが普通に生活していて、どのくらいの放射線を浴びているのか意外と知らないことに気がつきました。
医療で受けるほう放射線被ばく、自然界から受ける放射線被ばくを少しまとめてみました。
世界各地の大地から受ける年間自然放射線
インターネットでガイガーカウンターが飛ぶように売れ、数名の知人がガイガーカウンターを持っているという怖い時期もありましたが、こんなニュースを聞いたことがあります。
東日本大震災での福島福島原発事故を経て、日本住む外国の方がガイガーカウンターで住んでいる場所を計測、放射線量が多いことに驚き自国に避難しました。そして避難した自国でガイガーカウンターで計測、結果、自国の数値の方が多きかった(^_^;)
放射線量に関しては福島福島原発事故から注目されているという点があるので今と昔を比較することが難しいし、自分の国・地域がどのくらいの線量なのか以外と知らないですよね(^_^;)
日本 0.43ミリシーベルト、 中国(陽江)3.51ミリシーベルト 日本の8倍以上の数値だとは知りませんでした。
※http://www.taishitsu.or.jp/radiation/index.htmlより
自然(食物)から受ける年間自然放射線
食べ物からも放射線を受けているのですが、ベクレルという単位がでてきてしまうので、ここからややこしくなってきました(^_^;)
体内に残らないので年間被ばく量にはいれないのかもしれません(^_^;)
ベクレル(Bq)とシーベルト(Sv)の換算例
(例1)100Bq(ベクレル)/kgの放射性セシウム137が検出された飲食物を1kg食べた場合の人体への影響の大きさ
100×1.3×10^-5=0.0013ミリシーベルト
(例2)100Bq(ベクレル)/kgの放射性セシウム134が検出された飲食物を1kg食べた場合の人体への影響の大きさ
100×1.9×10^-5=0.009ミリシーベルト
ラジウム温泉とラドン温泉の違い
最後に原発事故依頼、ちょっと問題になりいくのをためらったラドン温泉(^_^;)
いまでは心のリラックスのためにできるだけ行くようしていますが、ラジウム温泉とラドン温泉の違いも知らなかったので改めて調べてみました。
お風呂に沈めて使うラジウム鉱石というのもあるんですね(^_^;)
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ウランは原子番号92の放射性物質で単体では白色の金属です。地球の地殻や海水中に微量ながら広く分布していますが、不安定な元素のため安定した形になろうとして姿を変えます。これを「壊変」と言い、ウランが壊変するとラジウムになります。
ラジウムはウランが何億年もかけて壊変した金属です。周期律表ではⅡa族のアルカリ土類金属の一つで、同じ仲間にはマグネシウムやカルシウムがあります。白色を呈し、反応性が強く、空気中で簡単に酸化します。
温泉水に溶けているラジウムの量はごく僅かで、温泉法による療養泉の規定でも一億分の1㎎以上、鉱泉分析法の規定では1億分の10㎎以上となっています。ラジウム温泉は、この様な微量なラジウムから放出される放射線による効能が期待できる温泉です。通風、高血圧、皮膚病や婦人病などの効能があるとされています。
ラドンはラジウムが壊変してできた安定性のある不活性ガスで気体です。ラドンは浴室内で呼吸するだけで体内に入り、血液中に溶け込みます。ラドンは強力なイオン化作用を与えるため、人体の血液や組織に働いて、血液中の老廃物質の代謝作用を促進します。
ラドンを含むラドン温泉は、血液を浄化し、血流を改善する効果があるため、自律神経の失調、血管障害、消化不良、アレルギーなどに効果あるとされています。
※くまくまラドン情報より
ウラン →「壊変」→ ラジウム 温泉水に溶る
↓
不活性ガスで気体
(呼吸で体内に入る)
ラジウム温泉とラドン温泉の違いってこんな感じですかね(^_^;)
まとめ
いろいろ紹介してきましたが、正直よくわからないという所ですね。放射線がどうのとか細かく考える前に、自分の健康を第一にかんがえることが大切とあらためて気がつきました♪
ただ福島原発事故の復旧については早急に解決してほしいものです。