江戸城から真北に陽明門があり、陽明門の真上には不動の北極星が輝いていると
いわれています。
陽明門の手前にある銅鳥居の足元の広がる足元には石畳。
この石畳の10枚目の中央あたりが、陽明門がきれいに見える場所になります。
そして、この位置こそ陽明門と家康公が眠る宝塔(墓標)
江戸幕府の中心である江戸と直線でつながるといわれています。
陽明門と北極星のかかわりをみて昔の人は本当にすごいなと関心していたのですが、
ふと疑問に思うことがありました。それは北極星は不動なの?
地球の地軸が動けば北極星も位置もかわるのでは?という疑問がわいてきたので
ちょっと調べてみました。
北極星は昔は違う星だった
現在の北極星は、こぐま座のアルファ星のポラリスという2等星ですが、
※北斗七星・ひしゃく星だと思っていました(‘◇’)ゞ
※北斗七星とカシオペア座の位置関係
北極星は地球の自転軸にそってのばした先(天の北極)にある星ですが、
実は、地球の自転軸が長い間にその向きを変えてしまいます。
地球には月や太陽などの引力がはたらいています。
このために、ちょうどまわっているコマが首をふるように、
地球の自転軸も周期約26000年で首ふり運動(歳差運動)をしてしまいます。
5000年前、地軸の北極の向きにもっとも近くて明るい星はツバンでした。
そして12000年後には、おりひめ星で有名なこと座の1等星ベガが北極星として北の空に輝くこととなります。
参考>国立博物館 宇宙の質問箱
まとめ
レイラインで並ぶように建造されているといわれている古代遺跡
その中には、北極星と関連している遺跡もたくさんあります。
日光東照宮(陽明門)は、ちょっと外れていますが、
御前崎から久能山東照宮を線で結んだ延長上には富士山、
更に延長上に群馬県の世良田東照宮、
更に延長しますと日光東照宮につながる不死の道というラインがあります。
昔の人は、どうやってこのラインを知ることができたんでしょうね(‘◇’)ゞ
昔の建物は、こういった不思議なことがたくさん隠れているので、
もっともっと調べていきたいと思います。
コメント