日光東照宮の五重塔も未完成だった

「満つれば欠ける」の諺により不完全な状態を保っている日光東照宮の建物

陽明門の柱以外にもまだまだ不完全な部分ありました。

五重塔

パッと見て何が未完成かわかりますか?
私自身も、何十回も訪問して見ているのですが言われるまでぜんぜん気がつきませんでした。

五重塔の第4層の屋根垂木と第5層の屋根垂木をよく見てみて下さい。

1~4層の屋根垂木は平行垂木

5層の屋根垂木は放射状垂木 となっています。

1~4層の平行垂木、和式(和様)別名を ”平衡垂木” と云い、
屋根の隅に近い垂木は桁に乗っていない為、軒を支える力が十分ではない垂木の組み方

5層の屋根垂木 中国式(唐様)別名を ”扇垂木” と云い、
全ての垂木が頂から放射状に伸び、桁を支えるため、力学的に頑丈な垂木の組み方
この組み方は、かなりの熟練度を要し、宮大工の中でもかなりの修行を積んだ大工ではないと作製は難しいといわれています。

構造的に考えると理にかなった作り方をしているので、
果たしてこれが、日光東照宮の魔よけである未完成の状態といえるのかは、
ちょっと微妙だと思いますが、なぜこのような構造にしたのかを考えるとワクワクしますね。

また日光東照宮 建物巡り行きたくなってしまいました♪

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