ジグソーパズルは風水的に見ると縁起が悪いと気になって、このページにたどり着いたあなたへ。一生懸命作ったパズルを飾りたいけれど、本当に運気が下がるのか、ちょっと不安になりますよね。
ネットで調べると、パズル風水玄関は良くないとか、玄関正面NG風水ジグソーパズルなど、少しドキッとする言葉もたくさん出てきます。せっかく気に入って飾ったのに、知らないうちに運気を下げていたらどうしよう…とモヤモヤしてしまう方も多いはずです。
さらに、ジグソーパズル玄関家族バラバラになるといった話や、ジグソーパズル風水NGという表現を見ると、「じゃあ全部片付けた方がいいの?」と極端に考えてしまいがち。でも同時に、パズルインテリア風水として部屋づくりを楽しみたい気持ちもありますよね。ジグソーパズル風水飾り方やパズル飾る風水のコツが分かれば、好きなインテリアを楽しみながら、気持ちよく暮らせるはずです。
実際のところ、風水の世界でも「ジグソーパズルは絶対ダメ」と言い切る人もいれば、「飾り方次第で十分味方になるよ」という人もいます。情報がバラバラで、何を信じていいか分からなくなっている方も多いかなと思います。
この記事では、一級建築士であり風水研究家の私・せんちゃんが、「ジグソーパズルは本当に風水的に縁起が悪いのか?」という疑問に、建築と空間デザインの目線からやさしくお答えしていきます。読み終わる頃には、「どこにどう飾れば安心か」が自分で判断できるようになって、ジグソーパズルをもっと気楽に楽しめるようになりますよ。
- ジグソーパズルが縁起が悪いと言われる理由
- 玄関やリビングなど場所別のNGとOKな飾り方
- 運気が下がりやすいパズルと運気アップしやすいパズルの違い
- 思い出のパズルを風水的にも気持ちよく飾るコツ
ジグソーパズルと風水で縁起が悪い説の真相
まずは、ジグソーパズルと風水の関係について、「なぜ縁起が悪いと言われるのか?」というベースの考え方を整理しておきます。ここを押さえておくと、ネットの情報を見たときに振り回されにくくなりますし、「うちはどうしようか」を落ち着いて考えられるようになりますよ。
パズル風水玄関の家族バラバラ説
パズル風水玄関の話題でよく出てくるのが、「家族がバラバラになる」という説です。ジグソーパズルはもともとバラバラのピースから成り立っているので、そこから分裂・離散のイメージを連想してしまうわけですね。
風水では、玄関は家全体の「気の入口」としてとても重要な場所です。建築の実務でも、玄関周りの明るさや風の通り方で、住まい全体の印象が大きく変わることを日々感じています。そこに「バラバラ」「バラける」イメージが強いものを置くと、家族の気持ちがまとまりにくい、という解釈につながりやすくなるのは、ある意味自然な流れかなと思います。
なぜ「家族バラバラ」と言われるのか
ジグソーパズル玄関家族バラバラ説の背景には、次のような連想があります。
- パズル=バラバラなピース→人間関係の分裂を連想
- 玄関=家族全員が必ず通る場所→家族運と直結すると考える人が多い
- その二つが重なると、「家族があちこちに散っていく」イメージを持ちやすい
特に、「子どもが家に寄りつかなくなるのでは」「家族の会話が減るのでは」といった不安と結びついて語られることが多く、感情的に引っかかりやすいテーマなんですよね。
象徴としてどう捉えるか
ここで大事なのは、これはあくまで象徴としてのイメージ解釈だという点です。ジグソーパズルを玄関に飾ったからといって、本当に家族が離れ離れになると決まっているわけではありません。実際の家族関係を左右するのは、日々のコミュニケーションや生活のリズムなど、もっと多くの要素が絡み合っています。
私が間取り相談や風水鑑定で見てきた範囲では、玄関にジグソーパズルを飾っている家でも、家族仲がとても良いご家庭はたくさんあります。逆に、何も飾っていなくても、コミュニケーション不足でギクシャクしているケースもあります。
玄関全体のバランスが大事
つまり、「ジグソーパズルが玄関にあるかどうか」だけでなく、玄関全体の状態を見てあげることが大切です。
- 玄関が暗くてジメジメしていないか
- 靴や荷物が散らかっていないか
- 家族全員が気持ちよく通れる動線になっているか
- 玄関マットや照明など、基本アイテムが整っているか
こういった要素に比べると、「ジグソーパズルがあるかどうか」は、あくまで最後の微調整レベルの話です。玄関そのものの整え方については、例えば風水玄関の基本と避けるべきアイテムの記事でも詳しく解説していますので、あわせてチェックしてみてください。
ジグソーパズル風水飾り方NG例
ジグソーパズル風水飾り方NGと言われるケースには、いくつか「共通パターン」があります。ポイントは、パズルそのものよりも、飾り方や扱い方に問題があることが多いという点です。ここを押さえておくと、「これはOK」「これはやめておこう」がかなり判断しやすくなりますよ。
よくあるNGパターン
- 未完成のパズルをテーブルや床で出しっぱなし
- 額に入れず、むき出しのまま壁にピンで止めている
- 壊れたフレーム、傾いたまま、ホコリまみれで放置
- 暗くてジメジメした場所にただ立てかけてある
- 1つの壁にパズルをぎゅうぎゅうに並べて貼り付けている
風水的に見ると、こうした状態は「未完了」「停滞」「放置」といったイメージにつながり、物事がまとまらない・片付かない空間をつくりやすくなります。建築士として現場を見ていても、こうした状態の部屋は、どうしても散らかりやすく、掃除もしにくい動線になっていることが多いです。
| 飾り方 | NG例 | OK例 |
|---|---|---|
| 完成度 | 未完成のまま放置 | 完成させてから飾る |
| フレーム | フレームなし・壊れた額 | サイズに合った額に入れる |
| 設置場所 | 床に直置き・隅に立てかけ | 壁にまっすぐ掛ける |
| 枚数 | 壁一面にびっしり | 1〜2枚に絞って飾る |
生活のしやすさの目線でチェックする
パズルの飾り方を考えるときは、風水だけでなく生活動線の目線も大事です。例えば、
- 掃除機をかけるときに邪魔になっていないか
- 子どもの通り道に出っ張っていないか
- ドアの開閉の邪魔になっていないか
こうした「ちょっとしたストレス」が積み重なると、住まい全体の心地よさが下がってしまいます。結果として、その部屋にいる時間が減ったり、家族がそれぞれの部屋にこもってしまったり…という流れにつながることもあります。
小さな手入れで運気もインテリアもアップ
逆に言えば、きちんと完成させて、ホコリを払って、額に入れて、まっすぐ飾るだけでも印象は大きく変わります。建築の世界でも「ディテールが空間の印象を決める」とよく言いますが、パズルも同じで、仕上げのひと手間が運気にもインテリアにも効いてきます。
「なんとなくその辺に立てかけてある」「気づけば半年以上触っていない」といったパズルがあれば、それは要注意サインかもしれません。思い切って飾る位置を見直すか、いったん箱に戻してリセットしてあげてください。
こうしたNGパターンを避けるだけでも、パズルの持つ良い面がグッと前に出てきますよ。
パズルインテリア風水の注意点
パズルインテリア風水で一番大事なのは、「量」と「バランス」です。どんなに素敵なパズルでも、壁一面にぎっしり並べてしまうと、圧迫感が出てしまいますし、気も落ち着きにくくなります。
視線の抜けをつくる
一級建築士として間取りやインテリアを見ていると、視線の抜けがあるかどうかが、居心地の良さを大きく左右していると感じます。壁いっぱいに情報が詰まっていると、人の目は休む場所を失ってしまうんですね。パズルも同じで、ところどころ「余白」を残すことで、作品一枚一枚の良さが引き立ちます。
枚数とサイズの考え方
パズルのサイズや枚数は、次のように考えるとバランスが取りやすいです。
- 4.5〜6畳の部屋なら、中サイズのパズルを1枚が基本
- 8畳以上のリビングなら、大きめ1枚または中サイズ2枚程度
- 廊下など細長い空間は、細長いパノラマ型パズルと相性が良い
パズルを飾るときの基本ルール
・1つの壁に飾るパズルは1〜2枚まで
・高さは目線の少し上〜目線の範囲におさめる
・家具や窓とのバランスを見て、左右中央を意識する
・テレビやパソコンの画面と競合しない位置にする
心の健康との関係も意識してみる
住環境と心の健康には密接な関係があることが、さまざまな研究や公的な資料でも指摘されています。例えば、厚生労働省は、こころの健康には住居や職場の環境など多くの要因が影響することを紹介しています(出典:厚生労働省「休養・こころの健康」)。
もちろん、ジグソーパズルだけが原因・解決策になるわけではありませんが、「自分の部屋を見回したときに、ホッとできるかどうか」「視線の先に好きな景色があるかどうか」は、日々のストレス感をやわらげる大事な要素のひとつです。
自分の感覚を信じることも大事
また、風水的には「とても好きで見ていると気分が上がるかどうか」も大事な基準になります。どれだけ開運と言われているモチーフでも、あなたが見てモヤモヤするなら、そのパズルは別の場所や別の人のもとに行った方が良いかもしれません。
「なんとなく落ち着かない」「見ているとソワソワする」という感覚は、案外バカにできません。そう感じるパズルは、別の部屋に移動したり、飾る高さを変えたり、思い切って卒業させることも検討してみてください。
パズルインテリア風水は、難しいルールを暗記するよりも、量とバランスと自分の感覚を大事にするほうが、暮らし全体が整いやすくなりますよ。
ジグソーパズル玄関正面NG理由
玄関正面NG風水ジグソーパズルという表現もよく見かけます。これは「玄関ドアを開けた瞬間、正面に見える位置」にパズルを飾るのは避けましょう、という考え方です。では、なぜそこまで気にされるのでしょうか。
玄関正面は家の「顔」
玄関正面は、家に入ってくる人も気も、最初に触れるポイントです。ここには、家全体のテーマになるような象徴を飾るのが基本だと私は考えています。例えば、柔らかい風景画や、家族みんながホッとするような写真などですね。
ジグソーパズルを飾ること自体がNGというよりも、
- コントラストが強すぎて刺激が強い構図
- 龍・虎・戦闘シーンのような激しいモチーフ
- ホラーや不安をあおるようなイラスト
こういった絵柄が玄関正面にあると、「この家はいつも緊張している」ような空気をつくってしまいやすい、というのが正直なところです。
特に、子どもや来客が玄関を開けた瞬間に「怖い」「びっくりする」と感じる絵柄は、風水的にもインテリア的にもおすすめしにくいです。家に入るときに、ホッとするかどうかを基準に見てあげてください。
玄関正面が狭い場合の工夫
日本の住宅では、玄関正面の壁がかなり狭いケースも多いです。その場合、ジグソーパズルのサイズによっては、圧迫感が出てしまうこともあります。そういうときは、
- 小さめのパズルを選んで、壁の中央より少し高めに飾る
- 玄関正面ではなく、横の壁に移動する
- 鏡や観葉植物と組み合わせて、バランスを取る
といった工夫で、空間全体を整えてあげると良いですよ。玄関の風水全般については鬼門でも運気が上がる玄関づくりのポイントでも詳しく書いていますが、玄関全体のバランスを整えたうえで、「ここにジグソーパズルが来て心地いいか?」をチェックしてみてください。
どうしても玄関に飾りたい場合
「どうしてもこのジグソーパズルを玄関に飾りたい!」という場合もありますよね。そういうときは、
- 明るい風景や花など、柔らかいモチーフを選ぶ
- フレームをシンプルで上質なものにする
- 玄関正面ではなく、少し斜めの位置にずらす
といったポイントを意識してみてください。人の動線と視線を意識して、「帰ってきた時・出かける時に、自分の気持ちが上がるかどうか」を基準に決めると、変に怖がらずにすみますよ。
パズル風水未完成で運気停滞
パズル風水未完成がよくないと言われるのは、「未完了」「終わっていないこと」がエネルギー的な負担になりやすいからです。これは風水だけでなく、整理収納や心理面から見ても納得しやすい部分かなと思います。
未完成がもたらす「終わらない感」
例えば、ダイニングテーブルの端に、いつまでも作りかけのパズルが残っている状態をイメージしてみてください。食事のたびに避けたり、掃除のたびに気を使ったり、「いつ完成させようかな」と小さなストレスが積み重なりやすくなりますよね。
こうした状態が続くと、
- 「やらなきゃ」と思いながら手をつけられない自分にガッカリする
- テーブルを使うたびに、パズルの存在を意識させられる
- 他の家事や仕事にも「後回しグセ」が出やすくなる
といった、精神的な負担がじわじわと増えていきます。風水的には、こうした状態を「停滞」と捉え、「運気がにごりやすい」と説明することが多いですね。
期限を決めて楽しむのがおすすめ
対策としては、期限を決めて楽しむのがおすすめです。
- 「このパズルは今月中に完成させる」とあらかじめ決めておく
- それでも無理そうなら、一旦箱に戻してリセットする
- 大作パズルは、専用ボードやマットを使って出し入れしやすくする
「完成させられなかった自分」を責める必要はありません。パズルはあくまで趣味なので、今の生活リズムに合う楽しみ方を見つけてあげることが一番です。
作業環境を整えて運気もアップ
また、パズルを組み立てる場所そのものを整えてあげるのも大切です。
- 十分な明るさのあるテーブルで作業する
- 作業のたびに、軽く机を片付けてから始める
- ピースを種類ごとに分けるトレーを用意する
こうしたちょっとした工夫だけでも、「やろうかな」という気持ちの立ち上がり方が変わってきます。結果として、パズルがスムーズに完成しやすくなり、その達成感が空間に残るという、良い循環が生まれやすくなりますよ。
未完成パズルがいくつも並んでいると、家の中に「途中で止まっていること」が増えていくイメージになります。これは、仕事や勉強、家事など、他のことにも影響して見えてしまいやすいので、意識的に「完了」を作ってあげるとスッキリします。
ジグソーパズルが風水で縁起が悪いを好転させる飾り方
ここからは、ジグソーパズルが風水で縁起が悪いと言われがちなポイントをふまえたうえで、どうすればプラスのインテリアに変えていけるのかを具体的にお話ししていきます。せっかくの思い出のパズルですから、上手に飾って「見ていると気持ちが上がる空間」にしていきましょう。
ジグソーパズル風水おすすめ配置
ジグソーパズル風水おすすめ配置として、私がよく提案している場所は、リビング・廊下・書斎や趣味部屋あたりです。それぞれ、どんなパズルが合いやすいか、もう少し掘り下げて見ていきましょう。
リビングに飾る場合
家族が集まるリビングには、会話が弾みやすい明るいモチーフがおすすめです。自然の風景、花、動物、旅先の景色など、家族で眺めていて気分が上がるものを選びましょう。
- ソファから見える位置に飾る
- テレビの真上ではなく、少しずらした位置にする
- ダイニング側からも視線が届く場所だとベスト
家族で「このとき、こんなことがあったよね」と話が広がるようなパズルなら、それ自体が家庭運アップのアイテムになってくれます。
廊下・階段に飾る場合
動線上の廊下や階段は、「通るたびにちょっと元気になる」ようなパズルが合います。色がきれいな風景や、やさしいタッチの絵など、ライトに楽しめるものが良いですね。
- 上り階段の壁には、上方向に視線が流れる構図の絵
- 廊下の途中に「一息つける」ような癒し系のモチーフ
- 照明の当たり方も意識して、暗くならないよう調整
廊下や階段は、意外と「味気ない空間」になりやすい場所です。そこに一枚パズルが入るだけで、家全体の雰囲気がふんわりやわらぐことも多いですよ。
書斎・趣味部屋に飾る場合
書斎や趣味部屋は、あなたの集中力や創造性を高めたい場所です。ここには、集中して作り上げた大作パズルを飾ると相性が良いと感じます。ジグソーパズルとして頑張った時間も、その場の空気を支えてくれます。
- デスクから少し離れた壁に、大作パズルを一枚だけ飾る
- 仕事で行き詰まったときに眺めてリフレッシュできる位置にする
- 色味が落ち着いたものを選ぶと、集中しやすい空気を保てる
住まい全体の風水バランスを整えたい場合は、間取り全体の考え方も一緒に見ておくとより安心です。例えば風水で運気がアップする間取りの作り方のような記事も参考になると思います。
パズルインテリア風水で運気UP
パズルインテリア風水で運気UPを狙うなら、「見ていると前向きな気持ちになれるかどうか」を一番の基準にしてみてください。これは、八宅派や紫白九星などの流派に関係なく共通するポイントです。
運気UPにつながりやすいパターン
具体的には、次のような特徴を持つパズルは、空間の気を上げやすいと感じます。
- 明るい空と水辺、緑が描かれた風景
- 花畑や果実など、豊かさを感じるモチーフ
- 家族写真をベースにしたオリジナルパズル
- 自分の好きなアート作品をパズル化したもの
ジグソーパズルは、「時間をかけてコツコツ積み上げていく」というプロセスそのものが、仕事運やコツコツ型の金運と相性が良いと私は感じています。完成したときの達成感や、「家族で一緒に作った楽しい時間」も、そのまま空間のエネルギーとして残っていきます。
量より質を意識する
ただし、あまりに大量に飾りすぎると、情報量の多さから気が落ち着きにくくなります。どれだけ一枚一枚が素敵でも、壁一面をパズルで埋めてしまうと、視線が休む場所がなくなってしまうんですね。
パズルインテリアで運気UPするコツ
・「本当に大切なパズル」を厳選して飾る
・季節や気分に合わせて、飾るパズルを入れ替える
・他のアートや写真と組み合わせて、ギャラリー風にまとめる
パズルを「ずっと同じ場所に固定」してしまうのではなく、半年に一度くらい、入れ替えを楽しむのもおすすめです。模様替えに近い感覚で、空間の空気がリフレッシュされるのを感じられると思いますよ。
ジグソーパズル風水絵柄の選び方
ジグソーパズル風水絵柄の選び方で迷ったときは、次の3つの軸でチェックしてみてください。
1. 明るさと色のトーン
全体的に暗すぎる色合いのパズルは、場所によっては気持ちも沈みやすくなります。ベースのトーンが明るめで、差し色がきれいに入っている作品は、空間にもなじみやすいです。
- 黒・グレーがほとんどを占めるものは、寝室や玄関では避ける
- リビングには、青・緑・ベージュなど、落ち着きのある色を中心に
- 子ども部屋には、ビビッドカラーより少しやわらかい色調を選ぶ
2. モチーフのメッセージ
戦争・暴力・ホラー系・悲しみを強く連想させるものは、風水的にはあまりおすすめしません。家の中に長時間かけて眺めるものとしては、穏やかさ・成長・喜びを感じるモチーフを選ぶほうが安心です。
- OK例:自然の風景、花、動物、抽象的なアート
- NG例:戦闘シーン、血の表現、恐怖をあおるホラーイラスト
ホラーやグロテスクなモチーフが好きな方もいると思いますが、そういった作品は、できれば個人的な趣味部屋など「限られたスペース」の中で楽しむのがおすすめです。家族みんなが通る場所に飾ると、誰かにとってはストレス源になってしまうことがあります。
3. あなたの感情との結びつき
一番大切なのは、あなたがそのパズルを見てどう感じるかです。「このパズルを見ると、あの旅行を思い出して元気が出る」「家族でワイワイ言いながら作ったなぁ」といった、ポジティブな記憶と結びついているなら、それは十分に“開運インテリア候補”と言えます。
- 見るたびにニヤッとしてしまうパズル
- 「またここに行きたいな」とワクワクする風景
- 大変だったけど完成したときに達成感があった作品
風水は「怖がるためのルール」ではなく、暮らしを心地よく整えるためのツールです。迷ったときは、流派の細かい違いよりも、あなたの感情と空間のバランスを優先してあげてください。
パズル飾る風水で家庭運改善
パズル飾る風水で家庭運を整えたいとき、私がよくお伝えしているのは、「家族で一緒に作ったパズルを、家族が集まる場所に飾る」というシンプルな方法です。
家族の時間を可視化する
例えば、休日にリビングで家族全員でパズルを完成させ、その完成品をリビングの壁に額装して飾る。そこには、単なる絵以上に、家族で協力した時間・笑い声・会話がぎゅっと詰まっています。
- 「あのとき、お父さんだけ全然ピース見つけられなかったよね」
- 「ここはお姉ちゃんが全部やったんだよ」
- 「また今度、違うパズルも一緒にやろうか」
こういった会話が自然と生まれるパズルは、それだけで家庭運アップのシンボルになってくれます。
飾る位置と向きも意識する
家庭運アップにつながりやすい飾り方のコツ
・家族全員が見える位置に飾る
・ソファやダイニングからも視線が届く高さにする
・年に一度くらいパズルを入れ替えて、会話のきっかけにする
・ダイニングテーブルに向かって軽く開くような構図を選ぶ
また、パズルのモチーフとしては、
- 家族で行った旅行先の景色
- 家族写真をもとに作ったオリジナルパズル
- 家族みんなが好きなキャラクターや作品
といった、「家族の共通の話題」になるものを選ぶと、より家庭運改善につながりやすいです。
日常のコミュニケーションを大切に
家族の運気は、単純に「方位」だけで決まるわけではなく、日々のコミュニケーションや「一緒に何かをやり遂げた経験」によって育っていきます。ジグソーパズルは、そのプロセスを自然に生み出してくれるアイテムでもあるので、うまく活用したいところですね。
玄関やリビングの風水インテリア全体の整え方については、サイト内の風水カテゴリ(例:風水インテリアのポイントをまとめた記事一覧)も参考にしてもらえると思います。
まとめ:ジグソーパズル風水縁起が悪い説との向き合い方
最後に、ジグソーパズル風水縁起が悪いという説との上手な付き合い方をまとめておきます。
まず、ジグソーパズルが「縁起が悪い」と言われるのは、バラバラのピース=分裂・離散という象徴的なイメージから来ている部分が大きいです。特に玄関正面など、家全体の象徴になる場所では、モチーフや飾り方に注意した方がよいケースもあります。
一方で、完成したパズルを丁寧に額装し、明るく整った場所に飾れば、「努力や達成感、家族の思い出を可視化したインテリア」として、風水的にも十分プラスの働きをしてくれます。ジグソーパズルを飾るのは縁起が悪いだけではなく、作った時の思い出も一緒に飾れるので、そういう意味で風水的にも良い場合がある、というのが私のスタンスです。
今日からできるチェックポイント
・未完成パズルは期限を決めて楽しむ
・玄関正面ではモチーフとバランスを丁寧に確認する
・リビングや廊下には、見ると気持ちが上がるパズルを飾る
・家族で作ったパズルは、家庭運を育てる象徴として大切に扱う
この記事でお伝えした内容は、あくまで一般的な目安と、私の鑑定・設計の経験からまとめた考え方です。住まい全体の風水バランスや、個別の方位・生年月日との相性などは、状況によって変わってきますので、正確な情報は公式サイトや専門書などもあわせてご確認ください。
もし、家全体の運気の流れや、リフォーム・新築の計画と一緒にジグソーパズルの飾り方を考えたい場合は、風水鑑定士や一級建築士などの専門家に直接相談してみるのもおすすめです。最終的な判断は、専門家の意見も参考にしながら、あなた自身が「この家が好きだな」と心から思える選択をしていきましょう。


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