風水では、玄関は「気の入り口」と言われています。
家の中に入ってくる運気は、すべて玄関から入ってくると考えられており、
玄関の状態が家全体の運気に大きな影響を与えるとされています。
風水の考え方では「気」には
-
良い気(吉気)
-
悪い気(邪気)
の2種類があり、
良い気を取り入れ、悪い気を家の中に入れないことが重要です。
そのため、風水では玄関の環境を整えることが
開運の第一歩とも言われています。
実際に成功している人や経営者の中にも、
風水を取り入れている人は少なくありません。
しかし、風水というと
- 水晶
- 盛り塩
- 八卦鏡
- 龍の置物
などの開運アイテムを思い浮かべる人も多いと思います。
もちろん、それらのアイテムにも意味はありますが、
まず理解しておきたいのは
玄関で最も重要なのは「気の流れ」
ということです。
そして、そのヒントになるのが
神社の入口にある狛犬や、沖縄の家で見かけるシーサーの存在です。
風水玄関のヒントは狛犬とシーサー
狛犬とは何か
狛犬とは、神社や寺院の入口に置かれている魔除けの役割を持つ守り神です。
神社の鳥居をくぐると、左右に狛犬が置かれているのを見たことがある方も多いと思います。
狛犬は2体で対になっており、
- 口を開けている → 阿形(あぎょう)
- 口を閉じている → 吽形(うんぎょう)
となっています。
これは仏教の言葉である「阿吽(あうん)」を表しています。
「阿」は始まり、
「吽」は終わりを意味しており、
すべてを守るという意味が込められています。
また、狛犬にはいくつかの種類があります。
- 角があるもの → 狛犬
- 角がないもの → 獅子
さらに
- 玉に乗っている → 玉取りの狛犬
- 子供に乗っている → 子取りの狛犬
など、さまざまな種類があります。
神社の入口に狛犬が置かれているのは、邪気を払い、神聖な場所を守るためです。
つまり、神社に入る前に悪い気を取り除く役割を持っているのです。
シーサーとは
シーサーは沖縄の守り神で、沖縄の方言で「獅子」を意味します。
沖縄の家では、屋根や玄関にシーサーを置く習慣があります。
シーサーには
- 魔除け
- 厄除け
- 福を呼び込む
といった意味があります。
狛犬と同じように、シーサーも基本的には2体で対になっています。
そして、
- 口を開けているシーサー
- 口を閉じているシーサー
がセットになっています。
これは
悪いものを追い払い、良い運気を守るという意味があります。
つまり、狛犬やシーサーは玄関に入る前に邪気を払う仕組みと言えるのです。
この考え方は、実は風水の玄関の考え方と非常に似ています。
風水玄関でシーサーの代わりになるもの
とはいえ、
「玄関にシーサーを置くのは少し抵抗がある」
という方も多いと思います。
特に都市部の住宅やマンションでは、シーサーを置くと少し目立ってしまうかもしれません。
そこでおすすめなのが観葉植物(植栽)です。
玄関の左右に植物を置くことで、自然と植物と植物の間を通る動線ができます。
これは風水の考え方では邪気を落としてから家に入るという意味があります。
つまり、
狛犬
シーサー
↓
観葉植物
という形で代用することができるのです。
特におすすめの植物は
- パキラ
- ガジュマル
- モンステラ
- サンスベリア
などの観葉植物です。
風水でお勧めできる観葉植物を教えて下さい。
これらは風水でも運気を整える植物として知られています。
また、植物には
- 空気を整える
- 空間を明るくする
- 心を落ち着かせる
という効果もあります。
風水玄関を作るなら、まず観葉植物から取り入れてみるのがおすすめです。
玄関に盛り塩・水晶・龍の置物は置いていいのか?
風水を学び始めた頃の私は、
- 盛り塩
- 水晶
- 八卦鏡
- 龍の置物
- 龍亀
などの開運アイテムを玄関に置くことをよくおすすめしていました。
もともとこういうアイテムが好きだったので、つい熱心に紹介してしまっていたのです。
しかし、ある経験から少し考え方が変わりました。
体験① ラーメン屋の風水アイテム
会社の近くに、
価格も安く味もそこそこ美味しいラーメン屋さんがありました。
最初はそれなりに繁盛していたのですが、
しばらくすると客足が少しずつ減ってきました。
ある日、店内でお客さんの会話が聞こえてきました。
「入口にある黄色い鏡みたいなの何?」
「キョンシーの映画で見たことある」
「なんか怪しい置物増えてない?」
改めて店内を見ると、
- 八卦鏡
- 開運アイテム
- 不思議な置物
が玄関やショーケースなどに
たくさん置かれていました。
風水を知っている人からすると
開運アイテムでも、
知らない人にとっては
怪しいものに見えてしまうことがあります。
実際、私自身も少し違和感を感じてしまい、
その店に行く回数が減ってしまいました。
体験② 会社の玄関の置物
風水を学んだ同期の会社でも、
似たような出来事がありました。
ある日、会社の玄関にガルーダの巨大な置物を置いたそうです。
社長は毎朝その前で商売繁盛と社員の健康を祈っていました。
しかし、数ヶ月後、社員が1人、2人と辞めていきました。
給湯室での会話では
「社長、宗教始めたのかな」
「なんか怪しい」
「あの置物いくらしたんだろう」
という声があったそうです。
会社のために置いたものが、社員に不安を与えてしまっていたのです。
玄関に置く物は「第三者の目」が大切
この経験からわかったことがあります。
風水アイテム自体には意味があります。
しかし、
- 水晶
- 盛り塩
- 八卦鏡
- 龍の置物
などは、
知らない人にとっては違和感のある物に見える場合があります。
実際、私も初めて龍の置物を自宅に置いたとき、父に
「なんか怪しいことやってるのか!」と言われたことがあります。
玄関は
- 家族
- 友人
- 配達業者
- お客様
など、さまざまな人が見る場所です。そのため、
風水アイテムは玄関ではなく書斎やリビングに置く
という方法をおすすめしています。
風水アイテムの本当の効果
風水玄関に効果がある理由の一つは、あなたの背中を押してくれることです。
開運アイテムに興味がない人と違い、風水に関心がある人は
「これがあるから大丈夫」
という安心感を持つことができます。
この安心感はとても大切です。
なぜなら、人は不安があると、なかなか行動できないからです。
しかし、
「大丈夫」「運気が上がっている」
という感覚を持つことで、行動しやすくなります。
もちろん、アイテムを買っただけで行動しない人は意味がありません。
しかし、風水アイテムには自分に前向きな暗示をかける効果があります。
実際、芸能人や成功している経営者の中にも、風水を参考にしている人は少なくありません。
それは安心感を持って行動できるからとも言われています。
まとめ|風水玄関はシーサーの考え方を取り入れる
風水玄関で大切なのは邪気を払い、良い気を取り込むことです。
そのヒントになるのが
- 狛犬
- シーサー
の考え方です。しかし、必ずしも置物を置く必要はありません。
おすすめなのは
- 玄関を清潔に保つ
- 観葉植物を置く
- 明るい玄関にする
といった、自然で取り入れやすい風水対策です。
玄関は365日必ず通る場所です。
毎日通る場所だからこそ、
少し意識するだけで
運気の流れは変わってきます。
ぜひ、風水の考え方を取り入れて
運を呼び込む玄関づくりをしてみてください。




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