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六曜・三隣亡・土用など、リフォーム工事で気を付ける事

建築
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今回は新築工事やリフォーム工事など土地や建物に手をかけるとき
気になる『六曜・三隣亡・土用』についてまとめてみました。
気にしなくても大丈夫と言われても、最低限説明できないとプロとして失格ですよね。

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六曜

建築吉日は
大安、次に先勝(午前が吉)、友引(お昼以外は吉)、先負(午後が吉)、凶の仏滅、赤口は普通避けます。

・大安(たいあん)
大吉日なり、何事もよろずよし

・先勝(せんしょう)
万事、朝より昼までにすれば障りなし、昼過ぎより日暮れまでは悪るし

・友引(ともびき)
友引とて半ばよし、この日、葬礼出すべからず、大いに忌むべし

・先負(せんぷ)
万事、朝より昼迄悪し,昼過ぎより日暮れまで障りなし

・赤口(じゃくこう)
この日も悪日也、よろず忌むべし、ただし午のいっときはよし

・仏滅(ぶつめつ)
大悪日なり、よろずもちゆべからず

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六曜の起源

六曜の起源は諸説ありますが、中国に由来するといわれています。
諸葛亮が発案した、また唐の李淳風の『六壬承訣(りくじんしょうけつ)』にある
大安、留連、速喜、赤口、将吉、空亡が六曜の起源との説もありますが、どれも定かではありません。
日本へ伝来したのは鎌倉時代で、江戸時代に人々の間で使われるようになったといわれています。
また、西洋化が進む明治時代には「暦注は迷信である」として使用を禁止された時期もあったそうですが、
第二次世界大戦が終わるころには政府による六曜の統制が解除され、今に続いているとのことです。

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三隣亡(さんりんぼう)

 
「この日に建築を始めると、火災を起こし三軒隣まで亡ぼす」と言われる日です。

旧暦の
1・4・7・10月は亥の日、
2・5・8・11月は寅の日、
3・6・9・12月は午の日が
さんりんぼうと決められています。

月2回もしくは3回あります。
大安吉日でも、『さんりんぼう』の日は避けると言われています。

山形県庄内地方には、悪しき慣習『年間三隣亡』を気になさる方がまだいるようです。

三隣亡は、十二支の年の
・寅(とら)年
・午(うま)年
・亥(いのしし)年 の年に当たるそうです。

三隣亡にはこんな説もあります。

当初は三つの“わ”の“たから”、つまり「三輪宝」と書かれていて、
今とは全く真逆の「屋立てよし」・「蔵立てよし」という意味だったという。

しかし、ある年に暦の編者が単なる「よ」を「あ」と書き間違え、
それがそのまま「屋立てあし」「蔵立てあし」と伝わったのだというのだ。

そして後に、「三輪宝」という表現が凶日では都合が悪いために同音である
「三隣亡」に書き改められたといわれています。

土用

土旺用事(どおうようじ)の略。
土用というと夏を思い浮かべる方も多いと思いますが、土用は各季節にあります。

陰陽五行説で、春・夏・秋・冬をそれぞれ
木・火・金・水とし、(余った?)土を
各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、
立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を土用といいます。

土用の間は「土の気が盛んになる」とされ動土、
穴掘りなどの土を犯す作業や殺生が不吉な事としてさけられました。

だいたいの日時は
冬の土用  1/17~2/3
春の土用  4/18~5/6
夏の土用  7/19~8/6
秋の土用  10/20~11/6日頃になります。

ちなにみ何故、土用の丑の日にウナギを食べると良いかというと

冬の土用  未 ひのつくもの赤い物 (ヒラメ・トマト)
春の土用  戌 いのつくもの白いもの(いわし・いんげん・イチゴなど)
夏の土用  丑 うのつくもの黒いもの (うなぎ)
秋の土用  辰 たのつくもの青いもの(さんま・大根)

全てゴロ合わせ的な感じですね(;^_^A

新築・リフォームの時、どう対応するか

気にする方、気にしない方
気にはしていないけど、両親・親族が。いろいろな方がいらっしゃいます。

気になる日にぶつかってしまった場合は、それ以外の日のちょっとだけ施工を行うという対処を行っています。
そんなの眉唾とか、気にしなくても・・・という業者さんより考慮してくれる工務店の方が、のちのちいろんな悩みを聞いてくれるかもしれませんね(^^♪

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