千日回峰行とは
千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)とは、滋賀県と京都府にまたがる比叡山山内で行われる、天台宗の回峰行の1つ。
満行者は「北嶺大行満大阿闍梨」と呼ばれる。
千日回峰行は7年間かけて行なわれます。
1年目から3年目までは、1日に30キロの行程を毎年100日間行じます。定められた礼拝の場所は260箇所以上もあります。
4年目と5年目は、同じく30キロをそれぞれ200日。ここまでの700日を満じて、9日間の断食・断水・不眠・不臥の“堂入り”に入り、不動真言を唱えつづけます。
6年目は、これまでの行程に京都の赤山禅院への往復が加わり、1日約60キロの行程を100日。
7年目は200日を巡ります。前半の100日間は“京都大廻り”と呼ばれ、比叡山山中の他、赤山禅院から京都市内を巡礼し、全行程は84キロにもおよびます。
最後の100日間は、もとどおり比叡山山中30キロをめぐり満行となるものです。
千日回峰行を達成した方の著書
光永圓道大阿闍梨
1975年~
2003年 – 2009年
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塩沼亮潤大阿闍梨
1968年~
TVで酒井雄哉師を観て千日回峰行に憧れる。
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二千日回峰行 酒井雄哉大阿闍梨
1926年9月5日~2013年9月23日
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自分自身に勝った師の言葉に何か人生のヒントがあると思うので、近々読んでみたいと思います。
千日回峰行の掟
初めて知ったのですが回峰行には、こんな掟がありました。
回峰行者は、頭には未開の蓮華をかたどった桧笠をいただき、生死を離れた白装束をまとい、八葉蓮華の草鞋をはき、腰には死出紐と降魔の剣をもつ姿をしています。生身の不動明王の表現とも、また、行が半ばで挫折するときは自ら生命を断つという厳しさを示す死装束ともいわれます。
一時期、千日回峰行を112日目で終了してしまった方の本をむさぼるように読んでいたことが、とても恥ずかしいです。