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約500日で一級建築士に合格した勉強法

建築
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結論ですが一級建築士をもっていない方でも建築業に従事している人は沢山います。
『持っていたって実務が出来ないとダメなんだ!』
『経験が重要だ!!』
という方がいらっしゃいますが、だたの言い訳でしかありません。
建築業で食べていくのであれば絶対に一級建築士は取得した方がいいに決まっています。
私が合格できたのですから、地頭の良い皆さんなら絶対に合格できると思います。
約500日で一級建築士に合格した勉強法・経験を、ぜひ参考にしていただければと思います。

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スペック

高校:建築科卒業
専門学校:中央工学校 建築設計課
就職先:建設コンサルタント勤務 空港の積算設計を行っていました。
高校でも専門学校でも成績がいいわけでもなく、ごくごく普通の一般人です(;^_^A

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一級建築士とは?

一級建築士の合格率は約10%
学科と製図に分かれており、学科に合格すると製図の試験を受けることが出来ます。
※学科が約20% 図面が約35%
もし製図の試験をクリアできなかった場合、
学科試験合格後、5年間で3回設計製図試験を受験できるようになりました。
↑これは初めて知りました(;^_^A<

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一級建築士取得のキッカケ

二級建築士は取得していたので一級建築士は取得できればいいかな~程度に思っていました。
その当時、勤めていた会社の全社員総会で窮地に立たされました。
『会社の方向性として都市計画・区画整理の設計業務を行っていくので、誰か一級建築士を取得して欲しい!』と社長から打診がありました。

内勤の設計と出向している社員を合わせると30人弱、
どちらかというと私は新人の方だったので誰かいないか回りを見渡してみると誰も手を上げません。
そもそも土木設計の会社だったので、ほとんどが建築学科を卒業していないことが判明。
結果、新人である私が取得する事になってしまいました。

会社命令での一級建築士取得なのでモチベーションというよりプレッシャーが半端なかったです。

学科の勉強法

二級建築士の学科は独学で大丈夫だったのですが、さすがに一級建築士は学校に行かないとダメだろうと日建学院に通いました。

会社命令でラッキー?だったのかもしれませんが当時の私の勉強スケジュールは

8時半~9時半 部下に作業指示
10時~19時  日建学院で自習・講義
20時~21時  作業確認・準備資料作成
21時~23時  モスバーガーで勉強(夕食共)
24時~2時   問題集(家かデニーズ)
6時~8時    問題集

こんな感じです。
眠っても試験に落ちた夢をみて目が冴えてしまうのでひたすら過去問を解いていました。

この中で一番集中できたのはモスバーガーで勉強
最初は、女子高生の高い声がうるさいな~と思っていたのですが、
そんな中で勉強する『自分ってすごい!』という自己愛かなんだか解らないけど
自宅で勉強するよりは集中できたと思います。

最近では一問一答ができるアプリがあると思うのですが、やっぱり手でメモをしなができる問題集の方がお勧めです。
問題集は重くて持ち歩くのが面倒・・・。と思ってしまう人もいると思いますが、数グラムの問題集を持ち歩くことが出来ない人は、たぶん合格できないと思います。

一つ例をあげると法規、法令集を見ながら問題を解くことができます。
他の教科と違って答えは目の前にあるので、どのくらい法令集に慣れることが重要です。
インデックスをどこに貼るか?、どこにマーカーを入れておくか、など何回も法令集を開かないとわからないと思います。私は2回法令集を作り直しました。

製図

製図の実習は、課題になると思わるプランをひたすら書いていくのですが、ただ書くだけではだめだよと教えてもらいました。
1枚の課題図面を書き終わるのに何時間かかるのかをしっかりと計測することが重要です。
どんなに良いプランが思いついても

独学と資格学校どちらがいいの?

私の場合は、独学では絶対に合格していなかったと思います。
いろんな意味でラッキーだったのですが、日建学院で3人の先輩にかわいがってもらいました。
日曜日の講義の後にお酒をごちそうになったり、眠くてウトウトしてると注意されたり、フリスクを1つ丸々食べさせられたり本当にお世話になりました。
私も含めて4人とも全員合格したので、合格後もずっとお世話になっていました。

資格学校は勉強をしにいくところ仲間なんていらない、という方もいらっしゃると思いますが、合格までの力になる部分もあると思うので頭の片隅にいれておいてください。

まとめ

私の一級建築士試験勉強の期間は、
26歳の時、4月に勉強を開始して学科、1回目不合格
そのまま日建学院に通い続け学科合格、そのまま製図も合格と
約1年半の本当につらい毎日でしたが、今考えるとその1年半が無かったら
今は無かったと思うと本当に頑張ってよかったと思います。

一級建築士・二級建築士どちらでも当てはまるのですが
本業に重ねて勉強している人、問題集はこうだけど実務では・・・
図面もこだわって書いてしまう人(定規を使わないで書いている人を見た事があります。)
といった方は、なかなか合格できないと聞いたことがあります。
日建学院で私に敵意を向けていた〇国人の方に、社会で通用しない!と散々指摘されましたが製図に合格できず、数年後本国に帰ってしまいました(;^_^A

学科の点数でも、合格できる点数を取れば良いし
製図も合格できる最低限の内容が書ければ良いと思っています。
満点を取る必要はありません。

以外とこの事に気が付かない方がいるので何か参考になればうれしいです。

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