部屋の中のデザインを決める際、デザイン事務所の方が考えている法則をしっていますか?
いろいろなデザインの法則があると思いますが、私がお世話になっていた設計事務所の先生の法則は
部屋の中の ”線” の数を少なくすること。
窓がある壁をちょっと見てみて下さい。
・壁と床の境界の線
・天井と壁の境界の線
・窓回りの線
この3つのラインが見えると思います。
天井と壁の境界には
一般的には、廻縁が取り付けられ、壁と天井の境がはっきりと分かれています。
天井と壁の境界については建物の長年の歪みでクロスが切れる場合があるので廻縁を取り付けるメリットがあります。
デザイン優先の場合は、天井と壁のクロスを同じ材料にして天井と壁の境界が分からないようにして一体感を感じるようにします。
窓回りには
一般的には、三方・四方に窓枠が取り付けられています。
デザイン優先の場合には、窓の下側に窓台は設置しますが、残りの3方はクロスで納めて、窓枠のラインをシンプルにします。
私的な意見ですが、使い勝手・メンテナンスと考えると、廻縁・窓枠があった方が良いと思います。
ただ、廻縁・窓枠が無い部屋を見ると、デザイン的に『シンプルでいいな~~。』と思うこともあります。
あとはお客様がどちらを選ぶかが大切なので、しっかり説明をして喜んで頂ければと思います。
コメント