万年塀(まんねんべい)
一般の方にはあまり知られていないかと思いますが
正式名称は鉄筋コンクリート組立塀構成材といいます。
柱、板材、笠木の3つの部材で構成されているので施工も簡単
いろいろな場所で見かけると思います。
柱に板材の重量でハマっているだけなので、地盤の影響を受けやすいのが難点
地震の影響で板材と柱の隙間が開き、少しづつ隙間が広くなりカタカタ音がするようになってきました。
将来的に隙間が開くことが予想される場合は、全て撤去してコンクリートブロック塀に交換することをお勧めするのですが
今回は、予算がないとのことでしたのでしたのでコーキングと金物で補強を行いました。
万年塀は工事が簡単なのですが、
大谷石積み塀と同じように基本的には自重で積み重ねているので
歪んだり・傾いてしまうとちょっと不利な一面もあります。
建物の周りの塀は、倒れてしまうと自分の家はもちろん通行人に迷惑をかけてしまう場合があります。
補修ができる状態なら良いのですが、柱・板材・笠木が割れたり・落ちてしまたったら、部品交換など余計にお金がかかってします。
早めの対応をお勧めします(^^♪
この記事がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
ではでは
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