建築業にいるせいか新築中の建物を見るとある部分を注目してしまいます。
建物の顔であり印象を決めてしまうある場所、その場所についてまとめてみました。
建物の正面、顔となる面をファザード(façade)と言います。
店舗設計でよく使われている言葉なのですが一般住宅にも建物の顔となる部分があります。
建物の顔となるのは ”玄関” なんですが、もう注目したいのは ”庇”
新築中の建物を見ると玄関と庇のバランスに注目してしまいます。
ハニカム庇などはデザイン的にはカッコイイと思うのですが・・・
ちょっと小さい庇かな~と思う建物もたまに見かけます。
私がお勧めしている玄関庇の条件としては
・玄関庇の幅は玄関より左右450以上広くする。
・玄関庇の奥行は900以上あると良い。
・傘をさすことができるスペースがあるか
・玄関を開けて1歩ぐらいのスペースがあるか
・小雨の時は玄関の床が濡れないのがベスト
雨の時、使いやすいか、そうじゃないかの判断ができると思います。
使いやすさがあってからのデザイン。
デザインを優先するあまり使いづらさに気づかないで仕様を決定してしまう可能性があるので、これから住まい創りを考えてる方は気を付けて下さいね。